2006年10月19日
3分間スピーチの鉄則
検索して、このブログをご覧になる人で、
最も多い検索ワードが、
「3分間スピーチ ネタ」
なんです。
ブログ名の説明書きにもそんな表現を入れているのですが、
そもそもは、
自分自身の3分間スピーチのネタとして、日々感じたことをストックしておこう、
というのが趣旨です。
(つまりうちの会社でも毎朝の朝礼で3分間スピーチをやっており、それが月に1回あるかないかのペースで回ってくるのですが)
しかしながら、こうやって公開しておくことで、
同じように、会社の3分間スピーチのネタで頭を悩まされている方々にとって
多少のヒントにでもなれば、それはそれで嬉しいことではあります。
曲りなりに、この6年半ほど、3分間スピーチをやり(もしくは聞き)続けている者として、
3分間スピーチの鉄則というものを持論として持っております。
ここではそれをご披露したいと思います。
1.自分が楽しく話せるネタを選ぶ
「何かこの人、無理して賢そうなネタを選んでるな」 とか、
「会社のスピーチだから、とにかく仕事っぽいネタじゃないとダメだ」とか、
そういうネタは確かに無難ではありますが、聴き手にとってはインパクトがありませんし、
話し手の人柄や素直な考えがあまり伝わってきません。
逆に、自分の好きなテーマや得意分野を話すとき、
人は自然と気持ちが乗り、楽しそうになり、
結果、聴き手にとっては耳なじみのうすい話であっても、「メラビアンの法則」のように、
受ける印象としては前向きで、説得力を感じるものです。
ですから、個人的には仕事には直接の関係のない趣味とかの話でも、
その人らしさや気持ちが入った話であれば、全然OKだと思っています。
2.感じたこと ⇒ 結論 をしっかりと結びつける
そうは言っても、話の結論として「要は何が言いたいのか?」がはっきりしないと、
聴き手にとっては消化不良の話に終わってしまいます。
話の構成の骨格として、
「感じたこと」と「結論」のつながり
があります。
よく「起承転結」とは言いますが、
3分間という短い時間に、毎回無理に起承転結を入れるのもどうもしっくりきませんし、
結果的にそうなれば良い、という程度にしか私は思っていません。
それよりも、最もシンプルに、単純な構成要素である
「感じたこと」と「結論」のつながり
を重要視します。
感じたことと結論をしっかりと結びつけるためには、
「感じたことの本質・真理を見極める」
ことが必要になり、
その真理を補完するための別の角度からの事例などが付け加えると、
より説得力が増します。
もしも、どう考えてもつながりがしっくり来ないのであれば、
まだそのネタは自分の中の見識にまで落とし込まれていない可能性もあり、
あえてそのネタを今回は断念する勇気も、時には必要です。
鉄則3.無駄な言葉を省く/シンプルな表現・文章に
鉄則2 までで、スピーチの骨格はほぼできあがりますが、
3分間スピーチのもうひとつの奥深いところは、文字通り
「それを3分という決められた時間で話すこと」
です。
長年やってると、だいたいどのくらいの分量で3分になるのかがつかめてきますが、
慣れないうちは、一人リハーサルをして所要時間を確認します。
どちらかというと長すぎることが多く、
また、本番で話すときは緊張して、無駄な言葉を付け加えてしまったりするので、
ここでは、徹底して無駄な言葉、重複してくどい表現、をそぎ落とします。
そうして、シンプルでかつ分かりやすい文章というのを完成させるのです。
ちょっと上級になると、
「間」(話の合間の沈黙の時間)を入れて、
聞き手の注意を引いたり、聴き手の頭を切り替えてもらう時間にしたりといった技も織り込みます。
いかがでしょう?以上ご参考まで。
3分間スピーチも、「やらされ感」でやっていても上達しませんし、
せっかくなら自分なりの鉄則を作って、スピーチ力強化の機会にするのがいいと思いますよ。
最も多い検索ワードが、
「3分間スピーチ ネタ」
なんです。
ブログ名の説明書きにもそんな表現を入れているのですが、
そもそもは、
自分自身の3分間スピーチのネタとして、日々感じたことをストックしておこう、
というのが趣旨です。
(つまりうちの会社でも毎朝の朝礼で3分間スピーチをやっており、それが月に1回あるかないかのペースで回ってくるのですが)
しかしながら、こうやって公開しておくことで、
同じように、会社の3分間スピーチのネタで頭を悩まされている方々にとって
多少のヒントにでもなれば、それはそれで嬉しいことではあります。
曲りなりに、この6年半ほど、3分間スピーチをやり(もしくは聞き)続けている者として、
3分間スピーチの鉄則というものを持論として持っております。
ここではそれをご披露したいと思います。
1.自分が楽しく話せるネタを選ぶ
「何かこの人、無理して賢そうなネタを選んでるな」 とか、
「会社のスピーチだから、とにかく仕事っぽいネタじゃないとダメだ」とか、
そういうネタは確かに無難ではありますが、聴き手にとってはインパクトがありませんし、
話し手の人柄や素直な考えがあまり伝わってきません。
逆に、自分の好きなテーマや得意分野を話すとき、
人は自然と気持ちが乗り、楽しそうになり、
結果、聴き手にとっては耳なじみのうすい話であっても、「メラビアンの法則」のように、
受ける印象としては前向きで、説得力を感じるものです。
ですから、個人的には仕事には直接の関係のない趣味とかの話でも、
その人らしさや気持ちが入った話であれば、全然OKだと思っています。
2.感じたこと ⇒ 結論 をしっかりと結びつける
そうは言っても、話の結論として「要は何が言いたいのか?」がはっきりしないと、
聴き手にとっては消化不良の話に終わってしまいます。
話の構成の骨格として、
「感じたこと」と「結論」のつながり
があります。
よく「起承転結」とは言いますが、
3分間という短い時間に、毎回無理に起承転結を入れるのもどうもしっくりきませんし、
結果的にそうなれば良い、という程度にしか私は思っていません。
それよりも、最もシンプルに、単純な構成要素である
「感じたこと」と「結論」のつながり
を重要視します。
感じたことと結論をしっかりと結びつけるためには、
「感じたことの本質・真理を見極める」
ことが必要になり、
その真理を補完するための別の角度からの事例などが付け加えると、
より説得力が増します。
もしも、どう考えてもつながりがしっくり来ないのであれば、
まだそのネタは自分の中の見識にまで落とし込まれていない可能性もあり、
あえてそのネタを今回は断念する勇気も、時には必要です。
鉄則3.無駄な言葉を省く/シンプルな表現・文章に
鉄則2 までで、スピーチの骨格はほぼできあがりますが、
3分間スピーチのもうひとつの奥深いところは、文字通り
「それを3分という決められた時間で話すこと」
です。
長年やってると、だいたいどのくらいの分量で3分になるのかがつかめてきますが、
慣れないうちは、一人リハーサルをして所要時間を確認します。
どちらかというと長すぎることが多く、
また、本番で話すときは緊張して、無駄な言葉を付け加えてしまったりするので、
ここでは、徹底して無駄な言葉、重複してくどい表現、をそぎ落とします。
そうして、シンプルでかつ分かりやすい文章というのを完成させるのです。
ちょっと上級になると、
「間」(話の合間の沈黙の時間)を入れて、
聞き手の注意を引いたり、聴き手の頭を切り替えてもらう時間にしたりといった技も織り込みます。
いかがでしょう?以上ご参考まで。
3分間スピーチも、「やらされ感」でやっていても上達しませんし、
せっかくなら自分なりの鉄則を作って、スピーチ力強化の機会にするのがいいと思いますよ。