京つう

ビジネス/起業  |大阪府

新規登録ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by 京つう運営事務局 at

2010年06月17日

はやぶさの帰還に思うこと

小惑星探査機「はやぶさ」の帰還により、

マスコミも政治家も大いに踊った昨今ですが、

私が始めてはやぶさの存在を知ったのは、

ちょうど1年ほど前、大阪市科学館で上映されていたプラネタリウム映画

『HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-』

を見たときです。



度重なる危機を乗り越え、地球への帰路についたはやぶさを擬人化することで、

高度な科学技術の世界を夢とロマンあふれる叙情的な映像&ストーリーに仕上げてあり、

けっこう感動したのを覚えています。



その中で、例えば

・超・長期間の駆動を可能とするイオンエンジン

・地球からはるか離れた宇宙での通信傍受技術

・離着陸時の制御技術(遠隔操作できる技術)

・数々のトラブルに対する備えと、リカバリーできる技術

などなど、素人にとってはとにかく「すごいな~」としか言えない技術が数多く駆使されていることにも、

日本の技術力の高さを改めて感じました。



最初の打ち上げからは既に7年、

計画が始動したのが1994年とのことですので16年もの歳月がかかっています。

何よりも感銘を受けたのは、

これだけの長期プロジェクトに関わってきた人々取り組み姿勢です。


最大のミッションである、イトカワの砂塵を持ち帰るということについては、

カプセルに格納されている確率は「五分五分」とのことです。

(砂が入ってても入っていなくても、プロジェクトメンバーの人は泣くしかない、という状況ですよね)


成功するかどうか何の保証もないテーマに、

これだけの長い歳月をかけて臨み続けてきた皆さんには、

じっくりと腰を据えて、長期的に目標に取り組むことの大切さを教わった気がします。

(逆に、結果だけを見て自分たちの手柄のようにはしゃぐ政治家の軽さが対照的です。)


政治家の人には、目先の予算削減や人気取りだけに走るのでなく、

50年後の国を見据えた取り組みが必要ですし、

我々企業人にとっても、目先の数値や成果だけにとらわれていると、

10年後には何も残らないという結果になるのではと感じています。

  


Posted by とん at 22:49Comments(0)社会からの気づき

2007年10月25日

大卒内定企業を見て思うこと

先週の新聞記事で憤慨したこと。

「2008年大卒内定状況」

内定者人数トップ10社のうち、7社が同一業種です。

お分かりかと思いますが、それが「金融業」。

その増員の理由として挙げられていたのが、

銀行 ⇒富裕層向けの資産運用の営業拡大
保険 ⇒保険金不払い問題を受け、その体制強化

の2つ。

お勤めの方には大変恐縮ですが、
私が個人的にそれらの仕事に感じるのは、

「直接的に文化も生み出さない仕事」

であること。

そこに優秀な学生が取られるのはどうか?

もっと広い視野(国全体)、長いスパンで考えた時、

特殊技術を磨く製造業とか、グローバルに展開できる人材を育てる企業とか、

そんな企業への人材供給が客観的に見て必要なのではと思います。


そうはいっても、決めるのは学生本人。

しかしながら、自分自身の経験からも、

進路の意思決定に関して、学生は「無能力者」

つまり、実質的なところ、

例えば事業内容とか、組織の良さとか、自分自身の特性とのリンクなど、

そこをきっちりと見極めたうえで判断できないケースが多いと感じます。


それよりも、親が安心するか?友達と比べて遜色ないか?

そういう形式的なところで見てしまう人も多いはずです。


企業サイドからも、
「実質的な部分で共鳴してくれる人がいるはず」という迷信から脱した採用戦略が必要になるでしょう。

1.形式的な部分で、学生から見てメリットと感じられる情報をまく
2.多くの人に集まってもらったうえで、実質的なところを詰める

そんなプロセスが必要になってくるでしょう。

これからわが社でも採用活動を強化する中で、

詳細なプランを練っていきます。


そんな学生の特質を取って活動をする必要あり

  


Posted by とん at 09:13Comments(0)社会からの気づき

2006年08月06日

原爆の慰霊碑

「もう8月6日か・・・」
日本人であれば、新聞を見るたびに感慨にふけるものでしょうが・・・。

日本人として、正しい歴史観を身に付けたいと思い、
靖国神社、A級戦犯の真実を自分なりに調べています。

原爆に関しては、「アメリカによる意図的な人体実験」だとも言われていますが、
一方で、広島の原爆慰霊碑の碑文には、こう書かれています。

「安らかに眠ってください。
過ちは繰り返しませぬから」

一体、誰がどんな意思で書いた文章なのか?
ご存知の方がいればお教え下さい。

原爆を落とされたことについても、日本人に責任があるのでしょうか?
  


Posted by とん at 12:00Comments(0)社会からの気づき

2006年08月03日

スポーツの品位を貶めるマスコミ

ここ数年、スポーツにまとわりついて、結局足を引っ張るだけのマスコミ(特にテレビ局)が目に付いて仕方がない。
今年だけで、トリノ五輪、W杯、そして昨日の亀田興毅のボクシング。
選手とジャニーズのどちらが主役か分からないバレーボールの中継は、見なくなって何年もたつ。

視聴率を稼ぐには何でも利用する、という思想が垣間見えるのもむなしいが、
それ以上に、マスコミによってスポーツの品位が貶められていることが怖い。
昨日の試合も、判定の裏にはマスコミだけでない利害関係者の意図があるのだろうが、
結果がどうであっても、ボクシングが「格闘技ショー」としか扱われていない印象が残っただろう。
(格闘技ファンの人は誤解なきよう。両者は別の種類のものと捉えてますので)
そして、品位ある世界チャンピオンというものを、これまでになく軽いものとしか見えなくしてしまったマスコミの罪は大きいと思う。

選手の歩んだ長い苦闘の歴史を、わずか数時間のショーの彩りにしか使わない姿勢をみて、猛省を促したいと思う。

  


Posted by とん at 22:54Comments(0)社会からの気づき