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2010年04月14日

成長を促す人事制度①



先日、ある社長曰く、

「新入社員にも、6ヶ月で一人前に成長せよと言っている」

とのこと。

そして、新人にそれだけの成長を課すということは、

それ以上に上司、経営者は成長しなければならないということでもある。


今はまさに、

過去の結果や現有の能力だけでやっていける環境ではなくなっている。


「人事制度」の世界でも、

一時期「成果主義」への毛嫌い感が高まり、年功・能力主義への回帰がはやったりしたが、

今はそのどちらも解ではない。


環境に適応するために、

自らを成長・変革できる社員を評価・処遇し、自社に定着させることこそが、

今後の企業の組織戦略において益々重要になってくると思われる。



人が成長するためには、以下の3つの要素が必要となる。

1.目標設定  ~仕事において自分が目指すべきゴールが明確になっていること

2.セルフマネジメント ~ゴールに向かって、自分の行動を律し続けること

3.他者との関わり ~ゴールに向かう活動の中で、他者から学び、他者からの協力を得ること



これらの要素を、各人がうまく導き出せるような「お膳立て」をするのが、

会社および人事制度の役割となる。




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