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2010年09月29日

聞き手の思考スピードに合わせる(コントロールする)

スピーチでありがちなのは、

・緊張して早口になってしまう

か、

・準備した内容を時間内に詰め込もうとして早口になってしまう

というパターンです。


話すスピードが遅すぎて不快感を与えるというのはあまりなく、
どちらかというと、早口になり、聞き手の理解が追いつかないことが多いですね。

しかし、一概に話すスピードが速いと駄目、遅いほうが良い といえるものでもなく、

テーマに書いたように、

「聞き手の思考スピード」

つまり、

「聞き手が理解・吸収できるスピード」

で話すのがベストです。

ここでは、コツを3つお伝えします。


1.聞き手の思考スイッチを入れる

言いかえると、「聞き手に自分の頭で考えさせるきっかけを与える」ことです。

それに最も効果的なのは、

「質問すること」

です。

例えば、

「皆さんには、●●の経験は無いでしょうか?」

「○○の作家の本を読んだことがある人はいらっしゃいますか?」

という様に、簡単な質問を冒頭で投げることで、

「さて、自分はどうだったかな?」

と考えて始めてもらうのです。


2. 聞き手の予備知識の量に配慮する

話そうとするテーマに関して、聞き手がどの程度の予備情報を持っているかを推し量ります。

例えば、社内の誰もが知っているお客様についての話をするのであれば、
改めてそのお客様に関しての説明をだらだら続けてしまうと、
聞き手としては「もう分かってるから次に進んでよ!」と内心思ってしまいます。

逆に、ほとんどの人が知らないことについて話すのであれば、
ある程度の情報を入れた上でないと、聞き手は話に入ってきません。
人間、分からないことがあるとその先に思考が進まないものです。



3. 間(ま)をとる ~沈黙は雄弁なり~

まったく隙間を与えずしゃべり続けられると、聞いていて疲れます。

逆に話の節目節目で、間(ま)をとることを意識します。

頭の中で、「1、2,3」と数えるように。


その間(ま)において、聞き手は勝手に、
それまでの話を自分の頭の中で整理し、解釈を加えようとします。

沈黙を与えることで、逆に聞き手の中で話を深めることができるのです。

また、間(ま)は、次の言葉に対する期待感を高める効果も期待できます。

2,3秒沈黙が続くと、聞き手は次の言葉を待つことに神経を集中させるようになります。


以上のように、まずは聞き手の思考スピードにあわせてあげることが必要であり、

また一方で、

聞き手の思考スピードを意図的にコントロールする力を、
スピーカーは持つことができるのです。



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