2007年10月25日
大卒内定企業を見て思うこと
先週の新聞記事で憤慨したこと。
「2008年大卒内定状況」
内定者人数トップ10社のうち、7社が同一業種です。
お分かりかと思いますが、それが「金融業」。
その増員の理由として挙げられていたのが、
銀行 ⇒富裕層向けの資産運用の営業拡大
保険 ⇒保険金不払い問題を受け、その体制強化
の2つ。
お勤めの方には大変恐縮ですが、
私が個人的にそれらの仕事に感じるのは、
「直接的に文化も生み出さない仕事」
であること。
そこに優秀な学生が取られるのはどうか?
もっと広い視野(国全体)、長いスパンで考えた時、
特殊技術を磨く製造業とか、グローバルに展開できる人材を育てる企業とか、
そんな企業への人材供給が客観的に見て必要なのではと思います。
そうはいっても、決めるのは学生本人。
しかしながら、自分自身の経験からも、
進路の意思決定に関して、学生は「無能力者」
つまり、実質的なところ、
例えば事業内容とか、組織の良さとか、自分自身の特性とのリンクなど、
そこをきっちりと見極めたうえで判断できないケースが多いと感じます。
それよりも、親が安心するか?友達と比べて遜色ないか?
そういう形式的なところで見てしまう人も多いはずです。
企業サイドからも、
「実質的な部分で共鳴してくれる人がいるはず」という迷信から脱した採用戦略が必要になるでしょう。
1.形式的な部分で、学生から見てメリットと感じられる情報をまく
2.多くの人に集まってもらったうえで、実質的なところを詰める
そんなプロセスが必要になってくるでしょう。
これからわが社でも採用活動を強化する中で、
詳細なプランを練っていきます。
そんな学生の特質を取って活動をする必要あり
「2008年大卒内定状況」
内定者人数トップ10社のうち、7社が同一業種です。
お分かりかと思いますが、それが「金融業」。
その増員の理由として挙げられていたのが、
銀行 ⇒富裕層向けの資産運用の営業拡大
保険 ⇒保険金不払い問題を受け、その体制強化
の2つ。
お勤めの方には大変恐縮ですが、
私が個人的にそれらの仕事に感じるのは、
「直接的に文化も生み出さない仕事」
であること。
そこに優秀な学生が取られるのはどうか?
もっと広い視野(国全体)、長いスパンで考えた時、
特殊技術を磨く製造業とか、グローバルに展開できる人材を育てる企業とか、
そんな企業への人材供給が客観的に見て必要なのではと思います。
そうはいっても、決めるのは学生本人。
しかしながら、自分自身の経験からも、
進路の意思決定に関して、学生は「無能力者」
つまり、実質的なところ、
例えば事業内容とか、組織の良さとか、自分自身の特性とのリンクなど、
そこをきっちりと見極めたうえで判断できないケースが多いと感じます。
それよりも、親が安心するか?友達と比べて遜色ないか?
そういう形式的なところで見てしまう人も多いはずです。
企業サイドからも、
「実質的な部分で共鳴してくれる人がいるはず」という迷信から脱した採用戦略が必要になるでしょう。
1.形式的な部分で、学生から見てメリットと感じられる情報をまく
2.多くの人に集まってもらったうえで、実質的なところを詰める
そんなプロセスが必要になってくるでしょう。
これからわが社でも採用活動を強化する中で、
詳細なプランを練っていきます。
そんな学生の特質を取って活動をする必要あり
Posted by とん at 09:13│Comments(0)
│社会からの気づき