2010年09月07日
話の構成の組み立て方 ~『起承転結のアレンジ』~
構成の組み立てにおいて最も古典的な原理原則は、
ご存知『起承転結』です。
『起承転結』とは・・・
漢詩の句の並べ方。起句でうたい起こし、承句でこれを承(う)け、転句で趣(おもむき)を転じ、結句で結ぶという形式。
最も理想的な展開である一方、この起承転結の構成を完成させることは難しくもあります。
そこで、この起承転結をもう少し簡易に捉えるならば、
◆ 『起』と『結』は必須
◆ 『承』と『転』は臨機応変に
と扱いを分け、
結果として3~4ブロックで組み立てるのが、
3分間のスピーチとしては文量としても適度です。
以下に、『起承転結』のそれぞれの位置づけと、話の起こし方の例を整理しておきます。
《タイトル》 結論を臭わす ~今日の言いたいことは?
《起》
・話のきっかけ。今日話すことになった理由
「こんなことがありました」
「こんな人と出会いました」
「こんな本を読みました」
《承》
・情報の補完。具体例
「また、・・・」
「関連して、・・・」
「例えば、・・・」
「言い換えると、・・・」
「ちなみに、・・・」
《転》
・別の観点からの具体例。逆説。疑問点
「しかし一方で、・・・」
「別の観点から見ると・・・」
「別の例を挙げると、・・・」
《結》
・結論。主張。主観。『転』の疑問への答え
「考えてみると、・・・」
「やはり、・・・」
「結局は、・・・」
「感じた点として、・・・」
「つまり・・・」
こうやって見てみると、『承』『転』は、その位置づけが似通っています。
話を展開されるためには両方あったほうがベストですが、
区別して考えると難しくなってしまいますので、
そこは単純に「事例を2つ並べる」位の感覚で捉えておけば十分でしょう。
ご存知『起承転結』です。
『起承転結』とは・・・
漢詩の句の並べ方。起句でうたい起こし、承句でこれを承(う)け、転句で趣(おもむき)を転じ、結句で結ぶという形式。
最も理想的な展開である一方、この起承転結の構成を完成させることは難しくもあります。
そこで、この起承転結をもう少し簡易に捉えるならば、
◆ 『起』と『結』は必須
◆ 『承』と『転』は臨機応変に
と扱いを分け、
結果として3~4ブロックで組み立てるのが、
3分間のスピーチとしては文量としても適度です。
以下に、『起承転結』のそれぞれの位置づけと、話の起こし方の例を整理しておきます。
《タイトル》 結論を臭わす ~今日の言いたいことは?
《起》
・話のきっかけ。今日話すことになった理由
「こんなことがありました」
「こんな人と出会いました」
「こんな本を読みました」
《承》
・情報の補完。具体例
「また、・・・」
「関連して、・・・」
「例えば、・・・」
「言い換えると、・・・」
「ちなみに、・・・」
《転》
・別の観点からの具体例。逆説。疑問点
「しかし一方で、・・・」
「別の観点から見ると・・・」
「別の例を挙げると、・・・」
《結》
・結論。主張。主観。『転』の疑問への答え
「考えてみると、・・・」
「やはり、・・・」
「結局は、・・・」
「感じた点として、・・・」
「つまり・・・」
こうやって見てみると、『承』『転』は、その位置づけが似通っています。
話を展開されるためには両方あったほうがベストですが、
区別して考えると難しくなってしまいますので、
そこは単純に「事例を2つ並べる」位の感覚で捉えておけば十分でしょう。
Posted by とん at 18:29│Comments(0)
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