一昨日、グロービスの3ヶ月間のカリキュラム「
クリティカルシンキング」が終わりました。
徹底した論理的思考のプロセスを学んだわけですが、その中で印象に残ったことは、
・ イシュー(何について考えるのか?、論点)を押さえ続けて考えること
・ 前提を疑うこと(本当にそれが正しいのか?先入観はないか?)
・ 主張を論理的に構築するピラミッドストラクチャー
・ 問題解決のステップを愚直に踏むこと(What⇒Where⇒Why⇒How)
・ 因果関係は、サイクル図にして考えること
・ すぐに答え(打ち手)に走らないこと。決め打ちをしない。
・ 改善感度を意識すること
・ 副作用、リスクまで想定し、反論に備えること
・ 手段の目的化に陥らないこと
等々、挙げだすときりが無いですが、いろんな点を学びました。
そして、最も痛感したのが、
「これらのことが“分かっている”ということと、“できる”ということは大違いだということ」
です。
「もうそんなの分かっている」
とか、
「一度できたから、今度からは大丈夫」
とか思っていると、
次に似たようなことに取り組んだとき、
あっさりと抜けてしまったりします。
(最終のレポートがそれ。もう一度やり直したいくらい・・・)
あとは、30名の他社・他業界の人と一緒に学ぶことができ、
自分よりもいろんな面で優れている人に接しれたのはとても有意義でした。
おぼろげながら分かっていた自分自身の弱さや強みを客観的に見ることができ、
また新たな危機感やモチベーションが沸いてきました。
(やっぱり、外の世界に飛び込んで、そこに身を置き続けることは大切です)
今年は「学びの年」として、時間があろうがなかろうが強制的に「インプット」に時間とお金を投資すると決めています。
最近思うのは、「インプット」ばかりに偏り、「アウトプット」(自分なりにインプットしたことを咀嚼し、実際の仕事で使い切ること)がなかなかできないと、すごいストレスが溜まるということです。
クリティカルシンキングを学んで、自分かいかに今まで考えが浅いまますごしていたのかを痛感し、今は一つ一つのことを深く考え、掘り下げて進めていくようにしています。(そうすると、当面の仕事の効率はすごく落ちたりしますが・・・)
そんなわけで多少しんどい思いもするのですが、
とにかく今年は初志貫徹、歩みを止めずにこのまま学び続ける年とします。
(ということで、また今月から新しいテーマで勉強します)