思考の切り口

とん

2008年05月30日 00:25

今、とある企業でシリーズで実施している初級管理者の研修。

主に営業系の方を対象とし、

マーケティングも含めた「プロジェクトプランニング」がメインテーマです。

今日は、受講者の方が作成されたプランニングシートを添削していましたが、

これがなかなか骨の折れる作業。。

プランをより掘り下げてもらうために、

「何を糸口としてもらうのが良いか?」

を、一人ひとりの顔や頭の中を想像し、

ヒントを考えていきます。


思考の糸口として、パターンとして挙げられるのは次の3つかなと思います。


1.分解する

例えばターゲットセグメンテーションにおいて、

・民間企業
・公的企業

の2分類だけで終わってたすると、

「っで、それだけ・・・?」

と思わず前のめりになりますよね。


業種なり、地域なり、取り扱い商品などの軸も組み合わせ細分化していくことで、

適切なターゲットを絞れる可能性が高まります。



2.数値に落とし込む

数値は、「抽象」の世界から「具体的な」世界にギアチェンジする、最も有効なツールと言えます。

バリューチェーンを説明する一方で、

数値(PL試算)に置き換えた時に、バリューチェーンモデルに何となく盛り込んでいたことが、

本当に損益上効いてくるのか?をチェックします。


最後に、

3.プロセスで展開する

各施策をガントチャートなどにあらわした時、

全ての施策に、実施の優先順位付けなしに、
とにかく今すぐに初めて、
いつ終わるか分からない。

というような計画を良く見かけます。

各施策の連動が分かるようなプランニングがポイントになります。


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