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2006年10月18日

日本ハムの人材評価

今日のNHK「クローズアップ現代」より

今年のパリーグ優勝が、入団1、2年目の選手が原動力となっていたことから、

そのスカウティング活動の成功が取り上げられていました。


日本ハムでは、

スカウティングの基準を、以下の4つの評価要素に分けます。


1.身体能力

2.技術(球の速さとか、プレーの技術)

3.戦術(チーム戦術に合った選手、必要とされる選手か?)

4.性格(チームへの奉仕精神、強気 など)



この領域で、評価項目と基準を設定し、

独自のウェイト付けをし、

数多くのスカウト対象選手を全て数値評価に落とし込み順位付けし、

その結果に応じてスカウト活動を行う、

というものです。


ここまで聞くと、

極めてオーソドックスで、

「それくらいのことってプロ野球でやってなかったの?」

といいたくなるレベルなのですが、

裏返すと、これまでスカウティングが、

いかに各スカウトの主観的な「勘」に頼っていたものであったか

が推し量られます。


もちろん、他の業種にもいえることで、

人材の採用 ⇒評価 ⇒処遇

と一貫した評価基準で行っている会社は少数派です。



「実際、いろいろ考えても、採ってみないと分からない」

「結果はなりゆき任せ」


という声も良く聞きますが、

そこを自社でノウハウ化できるかどうかが、

単なる中小企業で終わるか、組織として成長できるかの境目になります。



いつも、プロ野球の優勝チームは、その監督の手腕やドラマばかりが取り上げられますが、

こういった組織的な人材戦略が取り上げられるのは、

人事コンサルティングに携わる者としては、

ひとつのモデルが示されたようで嬉しく感じます。



ちなみに、

日本ハムがこの評価システムを構築するのにかかった費用は、




1億円


だそうです。


そこまでかければ、

優勝の1回くらいはしとかないと、元は取れませんよね。

ですが、選手のスカウトが勝因の大部分を占めるのがプロスポーツだけに、

当然の取組みといえば当然ですね。












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