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2006年10月15日

安岡正篤 思考の3原則

安岡 正篤先生の説く、思考の3原則とは、


第一は、目先にとらわれないで、できるだけ長い目で見ること

第二は、物事の一面に捉われないで、できるだけ多面的に、できうれば全面的に見ること

第三は、何事によらず枝葉末節に捉われず、根本的に見る


ということです。


それらは、誰もが反論のしようのない正論かと思いますが、

これを実行することがいかに難しいことか!


まず、そういう観点で思考する時間的・精神的余裕が必要になりますが、

そんな余裕があるビジネスマンって、そんなにいないんじゃないでしょうか。


特に経営者とかコンサルタントとかは、少なからずこれらの視点を持たなければなりませんが、

最近、自分なりに思考の3原則を単純化して心がけているのは、

「人よりも上からの視点でものごとを見ること」です。


その「上から」というのは、

「人が来月来年のことを考えているのであれば、数年先までのスパンで考えてみる」

「人が、サラリーマン的な発想で考えているのであれば、経営者的視点で考えてみる」

といったことです。


経営についてなら、その会社のことを深く知り、深く考えて(常時知悉)はじめてこんな見方が出来るわけですので、まずはその前提が必要になります。

とりあえず、自分の所属している会社については、さすがに長くいますので、そんな見方が最近やっとできてきたかな、という感じです。

これを、クライアント、その他一般の事柄に応用するには、まだまだすべきことが山積です・・・。


上から見ることができれば、次にそれを周囲に伝える。

その時に、「上からものを言ってしまう」と、周囲の反発を受けますし、

気持ちが入らずに口だけになると、単なる評論になってしまう。


そこには、強い信念と具体論を組み合わせ、

近い将来にそれに沿った実践を見せること

が必要になります。



まだまだ道のりは遠いですが、

常時知悉

高い視点からの思考

信念を持った説得

実行



というサイクルが回せる人間になりたいと思います。

タグ :安岡正篤

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