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2008年05月10日

不機嫌な職場

「不機嫌な職場」を読んだが、

確かにいくつかの視点は興味深い。




◆成果主義前後の解釈

日本企業においては、仕事の役割が定義されておらず、属人的要素・能力に頼って業務を進める傾向が強かった。
その結果、仕事のたこつぼ化(個人商店化)が進み、
「仕事をやってないのにやっているように見える」とか、
「声の大きいアピール上手な人が得をする」
という弊害があった。

成果主義の弊害として、
「目の前の成果が上がる仕事ばかりに皆の目がいく」
と言う話が多いが、その前に
「成果が上がる仕事」と、従来の「たこつぼ化」された構造では見えにくかった効率の悪い仕事、不必要な仕事が区別され、
業務が効率化されたという点では、やはり大きな成果があったといえる。


◆協力には「信頼」が必要

今更当たり前にように聞こえるが、
「協力する」という行動は、一種の「交換活動」であり、
こちらがコストをかけることで、相手も何かを返してくれる」
し、かつ
「相手もその交換を望んでいる」
という期待―すなわち「信頼感」がなければ、そもそも協力は成り立たないという構造が説明されている。

よく、いろんな会社で
「皆で協力しましょう!」
という掛け声がかけられるが、総論で反対することはできなくても、
実際に協力活動に移すには、自分の行動に対する周りの反応が期待されなければ、
協力行動が誘発されないというケースをよく見かける。


その他いろんな視点があり、
ほとんどの会社で見られる「不機嫌な」状態をどう解決するか?ということだが、
そこには会社ごとにいろんな変数が絡み、
単純な策によってではなく、複合的に連動した策を長期的継続的に実施すべし、という結論にとどまっている。

個人間と、組織⇔個人間 での信頼関係を地道に築く。
なかなかこの重要性が腑に落ちて、実際に取り組んでいる会社・経営者はまだまだ少ないのが現状である。


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