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2010年04月19日

成長を促す人事制度② 目標設定

成長を促すために必要な要素として、

1.目標設定

2.セルフマネジメント

3.他者との関わり

の3点を挙げた。


このうち、「1.目標設定」のあり方について考えてみる。


まず、成長を促す目標設定の要件は、

「チャレンジングな目標設定であること」


アメリカのロックが提唱する「目標設定理論」では、

目標設定意欲を高めるには、

明確で困難な目標設定が必要とされている。

この点については、経験値からも異論は無いが、

問題は、「いかにしてチャレンジングな目標設定を引き出すか?」

である。


多くの企業で失敗しているのは、

人事評価の中で「目標達成度」をベースに据えており、

高い目標設定がリスクを負う仕組みにしてしまっていることだ。


そこで評価方法を、

「目標のチャレンジ性」と、「目標達成に向けた活動プロセス」に重きを置く手法

に切りかえる。


以上は、チャレンジングな目標を設定する際の「セーフティネット」

の部分であるが、これだけでは、もともと意欲のある人くらいしかチャレンジングな目標を設定しない。

そこで、加えて上司からの働きかけが不可欠になる。


上司に必要なスタンスとしては、

「部下の目標設定に対して、リスクを共有すること」

そして、

「上司としての高い期待レベルを伝えたうえで、じっくりと考えさせる時間をとること」


「チャレンジングに書け」と発破をかけられて書いたとしても、

心のどこかに「書かされた」という意識が残るものである。


目標設定のレベルとか、書き方の巧拙も大事ではあるが、

最終的には、

「じっくりと時間をかけて練られており、目標が自分自身のものになっている」

という目標設定が一番強い。




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