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2009年10月14日

白洲次郎のプリンシプル

先月、NHKで放送された「白洲次郎」のドラマを見て以来、

ちょっとはまっています。





白洲次郎を知らない人のために、簡単に紹介すると、

戦後直後の占領下の日本で活躍した人で、

吉田茂のブレーンとして活動し、
GHQに対する日本側の交渉窓口を務めたり、
通産省(現経済産業省)の生みの親であったり・・・等々

当時の政治経済の新しい枠組み作りに関わった人物です。


その白洲次郎の口癖が、「プリンシプル」

日本語に訳すと、「原理原則」という意味です。

その言葉通り、彼の生き様には
「いかなるときも、自己の良心・信念を曲げない」
というスタイルが表されていると感じます。


わかり易い例で言うと、
晩年に、「軽井沢ゴルフクラブ」という名門コースの理事長を務めていたとき、
時の総理大臣から、
「明日外国の要人とプレーしたい」
と申し出があっても、
原則となる予約ルールを貫いた、という話があります。

つまり、同じ会費を払ってもらっている会員はあくまで平等に扱い、
権力者に対する例外も一切認めない
そのスタンスを貫くことで、会費こそ高いが、会員からの絶対的な信頼が保たれたという話です。


会社経営にも、そのプリンシプルを貫けるかどうか?
という局面が数多くあり、

例えば、給与制度を例に挙げると、
いろんな過去からの経緯が積み重なって決まっている給与に対し、
原則論を持ってあるべき姿に是正していく、
というようなコンサルティングに数多く関わってきています。

その際、失敗するケースとして、

『原則論を落とし込めずになし崩しで終わる』

ということがあったりします。

激減緩和措置としての移行措置は重要ですが、
他方に配慮しすぎてメッセージが浸透しなかったり、
経営者がリーダーシップを持って説明責任を果たせないことがあります


これまで自分の仕事、人の仕事を振り返ってみると、
経営にしろ、プロジェクトの運営にしろ、全ての仕事において、
原則を踏まえない(例外と原則を履き違えた)ような仕事は、
頓挫したり成果が出ないという結果になりがちです。


一つ一つの仕事のプリンシプルを明確に持ち続けることが重要だと
改めて感じます。







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