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2007年01月30日

本末転倒

「本末転倒」とは、辞書によると

「根本的なことと枝葉のこととを取りちがえること」

今までは、

「もともと狙ってた結果と、逆の結果が出てしまう」

というようなイメージでとらえてたのですが、

先日、いつもお世話になっている社長から、

「本末転倒になったらアカンで」

と指摘され、思わずハッとしました。


ここで言う「本」とは、

根本的なこと = 目的

「末」とは、

枝葉のこと = 手段


経営改善の何らかのテーマに取組むとき、

やっているうちに「末=手段とか手法」

の方ばかりに目がいきがちになり、

本来目指すべき「本」を見失う。

そんなことが、程度の差こそあれ、普段の仕事の場面の中で見受けられます。


それはやはり、

「手段・手法が目に見えやすいものであり、目的が目に見えにくいものである」

ことにも原因があるかもしれません。


新しく学んだ手法、よそでの事例などは、イメージしやすく魅力的に感じ、
何かそれを行うことが目的になってしまう

よく陥りがちなことです。



「一体自分は、今この仕事に何のために取組んでいるのか?」


自問自答できる時間をしっかり作ることも大切だと痛感しました。





タグ :目的と手段

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