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Posted by 京つう運営事務局 at

2011年06月29日

広田弘毅の生き方再考

今までに、自分の生き方に最も影響を与えた本が、

城山三郎「落日燃ゆ

学生時代に一度読み、最近になってふともう一度読み返してみた。


主人公の広田弘毅は、
一般的な紹介のされ方で言うと、

文官としての唯一、東京裁判で絞首刑とされた人物。

そこだけを取ると、重い戦争責任を負った政治家としての烙印を押されてしまうが、
実際には、首相または外相として、
暴走する関東軍の尻拭いをしながら、
必死に協調外交を行い、
諸外国からの信頼を得ることに全精力を傾けた政治家である。


そこに至るプロセスの中で、

・自ら計らわぬ生き方

・自らの役割を全うする生き方

・自らの役割を果たすときが来るまで、準備・学習を怠らない姿勢

・自らの仕事の結果に対して、決して言い訳をしない

など、社会人として生きていくうえで指針となるエッセンスを学んだ。



最初に読んだのは、社会人になる手前だったが、
この本に出会って、
「自分なりに漠然と描いていた理想の生き方」
をそこに見出すことができた。

今読んでも、その思いは変わらない。

地道に、自分が社会に役立てることを考え、
実行に移す努力をするのみである。

  


Posted by とん at 22:33Comments(0)自らの成長を促す